えぷろんクリニック姫路市 / 内科・循環器内科・呼吸器内科

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体の水分はどこにある?
血液・静脈・臓器から考える体液分布

全身には数十リットルの水分がありますが、その多くは細胞の中です。血液に含まれる水はその一部で、血液の居場所にも大きな偏りがあります。静脈と腹部臓器の働きを知ると、むくみや心不全の見方が変わります。

生理学の基礎から臨床へのつながりまで / 資料確認日:2026年10月18日

はじめに押さえる3つのこと

  1. 全身の水分の最大の居場所は、細胞の中です。血漿は体液区画の一部にすぎず、赤血球の中にも水があります。
  2. 血液の多くは、体循環の静脈側にあります。体循環の動脈内にある血液の総量は、全血液量の1割強という模式値です。
  3. 肝臓や消化管などの血管床は、血液を収容し、必要に応じて送り出す重要な場所です。「臓器の中の血液」と「臓器の細胞・間質にある水」は、分けて考えます。

以下の数値は、体格や病態によって変わる代表的な近似値です。個々の患者さんの血液量を計算して診断するための式ではありません。[1][5][6]

1.体の水は、まず細胞内・細胞外に分ける

体内の水分は、血管の中だけにあるわけではありません。筋肉、肝臓、脳などをつくる細胞の中と、細胞の外に分布しています。細胞の外にある液体には、血管の中の血漿と、細胞の周囲を満たす間質液があります。

体重70kg、総体水分を体重の60%とした成人の標準的なモデルでは、次のようになります。[1]

区画おおよその量どこにあるか
総体水分約42L体全体の水分
細胞内液約28L細胞の中。全体の約3分の2
細胞外液約14L細胞の外。全体の約3分の1
細胞外液のうち、間質液約11L血管の外、細胞と細胞の間
細胞外液のうち、血漿約3L血管内で血球の周囲を満たす液体
図1|体液区画の大きさ
同じ42Lを、細胞膜を基準に分けた概略です。
細胞内液 約28L間質液 約11L血漿 約3L

液体にはタンパク質や電解質なども含まれます。この図は区画の大きさを丸めた教科書的整理であり、溶質を差し引いた「純粋な水だけの量」を小数点まで厳密に足した図ではありません。脳脊髄液などの経細胞液も、ここでは細分していません。

70kgなら全員42Lという意味ではありません。筋肉量、体脂肪率、年齢などによって割合は変わります。特に、高齢者や体脂肪の多い人に60%を機械的に当てはめることはできません。[1]

2.血液量・血漿量・血液中の水分量は違う

血液は、血漿と血球を合わせたもの

全血には、血漿と赤血球・白血球・血小板が含まれます。血液全体に占める赤血球の体積の割合が、ヘマトクリット(Ht)です。[2]

ここでは計算をそろえるために、血液量5L、Ht40%と置きます。すると、血漿が約3L、主に赤血球からなる血球部分が約2Lになります。白血球・血小板の体積は、この概算では省略します。

血漿3Lは、「血液の水が全部で3L」という意味ではありません。
赤血球も細胞なので、その内部に水があります。血漿の水は細胞外液に、赤血球内の水は細胞内液に含まれます。したがって、総体水分42Lに血液5Lを追加して足すこともできません。

赤血球の中の水まで含めると、血液中の水は約4L

血漿の水分を体積の約93%、赤血球の水分を約70%として計算すると、次のようになります。これらは体積比に基づく概算です。正常対照の赤血球で水分約71%(vol/vol)を測定したヒト研究があり、血漿水0.93mL/mLを扱う原著とも整合します。[3][4]

血漿に含まれる水:約3L × 0.93 ≒ 2.8L

赤血球内の水:約2L × 0.70 ≒ 1.4L

全血に含まれる水:合わせて約4L
総体水分約42Lの、おおよそ1割

つまり、「血液は水分を多く含む」という性質と、「全身の水分のうち血液の中にある割合は小さい」という分布の話は、両立します。前者の分母は血液、後者の分母は全身の水分です。

3.動脈内の血液は約650mLというモデル

ここからは、血球も含めた全血5Lが、どの血管・心腔にあるかという別の分類です。安静時の血液分布を説明する代表的なモデルでは、次の値が使われます。[5]

血液のある場所全血液量に占める割合全血液量5Lでの計算
体循環の静脈・細静脈など約64%約3.2L
体循環の動脈・細動脈約13%約0.65L=650mL
体循環の毛細血管約7%約0.35L
肺循環全体約9%約0.45L
心臓内約7%約0.35L
図2|全血5Lの分布
分母は全身の水分42Lではなく、血球を含む全血液量5Lです。
体静脈体動脈体毛細血管肺循環心臓内

区分・測定方法や体位、運動、疾患によって割合は変わります。図1と図2は分母が違うため、棒の長さを互いに比較することはできません。

血液の主な居場所は静脈側であり、動脈側の血液量は全体の1割強です。この体動脈内血液650mLに含まれる水を、前節と同じHt・水分率で計算すると約0.5L程度で、総体水分42Lの1%強に相当します。これは資料の代表値を組み合わせた説明用の計算です。

「動脈血は水分が少ない」とだけ言うと、水分含有率が低いように聞こえます。ここで少ないのは、その瞬間に体循環の動脈内に存在している血液の総量です。また、この13%は「酸素の多い血液をすべて集めた量」でもありません。肺静脈や左心内にも酸素の多い血液があります。[5]

少ない量で循環できるのは、血液が絶えず流れているから

血管内に今ある血液量(L)と、一定時間に通り抜ける血流量(L/分)は別の量です。心拍出量を5L/分と仮定すれば、心臓は1分間に全血液量に相当する体積を送り出します。ただし、一つ一つの血球が必ず1分で同じ道を一周するという意味ではありません。

同様に、ある臓器の血流量が多くても、その臓器の中に同じ割合の血液が貯まっているとは限りません。「たくさん通る」と「たくさん入っている」を区別することが、生理学を理解する出発点になります。

4.「血液は臓器にある」の正確な意味

静脈と聞くと、手の甲や足に見える血管を想像しがちです。しかし、静脈は皮膚の下だけでなく、消化管、肝臓、脾臓、筋肉などの内部にも広がっています。特に肝臓・消化管・脾臓などの内臓血管床(splanchnic vascular bed)は、循環に必要な血液の動員・収容に大きく関わります。

近年の循環器の総説では、この内臓領域に全血液量の約20〜30%が存在するという目安が紹介されています。全血液量5Lなら約1〜1.5Lに相当します。ただし、領域の定義、体位、血管緊張、測定法などに左右される値であり、腹部内臓だけに全血液の過半数があると一般化はできません。[6]

「静脈」と「臓器」は、同じ軸の分類ではありません。
「静脈」は血管の種類、「肝臓」は体の場所です。肝臓内には血管・間質・肝細胞があり、それぞれに水が存在します。血管の種類と、どの臓器にあるかは、重ね合わせて考える分類です。

肝臓:細かな血液の通り道が、臓器全体に広がる

肝臓には、消化管や脾臓などからの血液が門脈を通って入り、肝動脈からも血液が入ります。これらは、類洞と呼ぶ特殊な毛細血管性の血管床へ流れ、肝静脈を経て心臓へ戻ります。類洞を含めた血管床が臓器の中に広がっているため、肝臓そのものを、血液量を変えられる貯留部として捉えられます。[7]

ただし、類洞は解剖学的には特殊な毛細血管です。「肝臓の血液はすべて静脈の中」と言い切るのも正確ではありません。「内臓の静脈や類洞など、低圧側の血管床が、血液の収容と動員に重要」と理解すると整理できます。

消化管・脾臓、そして皮膚や筋肉も関わる

消化管の静脈は門脈系を介して肝臓とつながっています。脾臓にも赤血球を動員する働きがありますが、動物種差が大きく、動物実験で得た貯血量をそのままヒトの標準値として使うことはできません。皮膚・筋肉・下肢の静脈や肺循環も、血液分布の変化に関わります。[5][8]

なお、狭義のsplanchnic circulationには通常、腎循環を含めません。「腹部にある臓器」と「内臓循環」は、文献によって区分が異なることに注意が必要です。

5.静脈は、容量を調節できる血液の貯留部

同じ血液量の増加でも、圧の上がり方が違う

血管に血液が追加されたとき、圧がどれほど上がるかは血管の性質で変わります。この関係を表すのがコンプライアンスです。

コンプライアンス C = 容積の変化 ΔV / 経壁圧の変化 ΔP

経壁圧とは、血管内圧から血管外圧を引いた、血管壁の内外の圧差です。以下のunstressed volumeも、血管内圧が絶対的にゼロという意味ではありません。

コンプライアンスの大きい静脈は、低い圧のまま多くの血液を収容できます。動脈は、同じ量の変化に対して圧が変わりやすく、心臓が送り込む血液を高い圧で組織へ配る役割を担います。このため、血液の量が多い場所と、血圧が高い場所は一致しません。[9]

Unstressed volumeとstressed volume

静脈の容量調節を詳しく考えるときには、血液量を次の2つの機能的な成分として表します。

用語モデル上の意味
Unstressed volume
非伸展血液量
血管を満たしているが、血管壁を引き伸ばす圧をまだ生じさせない基準容積
Stressed volume
伸展血液量
その基準容積を超えて血管壁を伸ばし、弾性反跳圧を生む成分

血管内に、流れる血と止まっている血が分離しているわけではありません。同じ血液を圧–容量関係から分けた概念です。交感神経などで静脈の容量特性が変わると、総血液量が同じでも、圧をつくる成分の大きさが変わります。[9]

静脈の収容能力は、圧に対する容積変化の傾きだけでなく、上の基準容積にも左右されます。そのため、「静脈が収縮する=コンプライアンスだけが低下する」とは限りません。ヒトを対象にした研究では、ニトログリセリンが内臓静脈の圧–容量曲線を移動させ、unstressed volumeを増やすことが示されています。[10]

医療者向け:静脈還流を式で整理する
静脈還流量 ≒(平均体循環充満圧 − 右房圧)/ 静脈還流抵抗

平均体循環充満圧(Pmsf)は、体循環の血液量と容量特性を反映するモデル上の圧です。血液の総量だけでなく、静脈緊張・静脈還流抵抗・右房圧・心機能が一緒に循環を決めます。右房圧を単純に下げ続ければ、際限なく還流が増えるという式ではありません。胸腔内圧や静脈の虚脱など、実際の循環では追加の制約があります。[9]

6.運動で、腹部・下肢から心肺へ血液が移る

静脈の貯血機能は、ヒトの測定でも確認されています。Flammらは健常者14人の赤血球を標識し、立位での自転車運動に伴う血液分布を調べました。運動強度が高くなる過程で、腹部臓器の血液量は減り、心臓・肺を含む胸部の血液量は増加しました。[8]

測定した領域安静時に対する血液量の変化
腹部臓器全体約19%減少
胸部全体約38%増加
肝臓約18%減少
脾臓約46%減少
肺約50%増加

いずれも各領域の安静時血液量に対する相対変化です。「全血液の19%がお腹から出た」「全血液の半分が肺に集まった」という意味ではありません。小規模な健常者の実験であり、同じ値を心不全患者や日常の歩行に当てはめることもできません。

この結果は、臓器内の血管床が単に血液を通すだけでなく、状況に応じて血液の居場所を変える循環の構成要素であることを示しています。

7.心不全は「水の量」と「分布」の両方で考える

心不全によるうっ血には、腎臓から塩分・水分を十分に排泄できず体液が増える機序と、すでにある血液が腹部などから胸部へ移り、心臓内の圧を上げる機序があります。2025年の日本の心不全診療ガイドラインも、体液貯留型と体液再分布型を区別して整理しています。[12]

体液貯留が中心

塩分・水分の排泄不足によって全体の量が増え、体重増加、下肢のむくみ、うっ血などにつながります。

血液の再分布が中心

内臓静脈の容量特性が変わり、血液が心肺側へ移動します。短時間の圧上昇は、大きな体重増加を伴わずに起こり得ます。

心臓が増えた還流を受け止めて十分に送り出せれば、血液の動員は運動への適応になります。しかし、心不全などで受け入れる余裕が乏しいと、心臓内の圧が大きく上がります。左心系の圧上昇が肺静脈・肺毛細血管に伝わり、肺の間質や肺胞に水が増えると呼吸困難につながります。[11]

「体重が増えていないから、心不全ではない」とは判断できません。
量の増加と分布の変化はしばしば併存します。血圧・後負荷、虚血、不整脈なども急性増悪に関わるため、すべての肺水腫を静脈の再分布だけで説明することはできません。

治療でも、余分な塩分・水分の排泄を促すことと、血管・心臓の負担を調整することを、病態に合わせて組み合わせます。血液が少ない場所を見つけて一律に水分を足すという対応にはなりません。[12]

8.むくんでいても、有効な循環が不足する理由

心不全や肝硬変などでは、全身に水がたまり、血液量も増えているのに、動脈系の有効な充満が不足し、腎臓が塩分・水分を保持することがあります。背景には心拍出量の低下、動脈拡張、あるいはその両方があります。[13]

ここでいう有効動脈血液量は、臓器へ血液を届け、循環調節を働かせるうえでの実効的な充満を表す機能的な概念です。先ほど計算した「動脈内の血液650mL」や「その中の水約0.5L」を、そのまま指しているわけではありません。

間質の水が増えていること、全血液量が多いこと、動脈系の有効な充満が十分であることは、それぞれ別に評価すべき事柄です。「むくみがあるから循環血液量は十分」「腎機能が悪いから必ず脱水」といった単独の判断は成立しません。

腎臓は、静脈側のうっ血でも影響を受ける

腎臓への循環を考えるときには、流入する動脈側に加え、流出する静脈側の圧も重要です。進行した急性増悪心不全の観察研究では、中心静脈圧の高さと腎機能悪化の関連が示されています。すべての腎機能低下の原因を静脈圧で説明する研究ではありませんが、臓器の「出口」にも目を向ける根拠になります。[14]

9.血管の水と組織の水をつなぐ、毛細血管とリンパ

ここまで扱ってきた「腹部から胸部への血液の再分布」は、主として血管内で血液の居場所が変わる話です。一方、むくみは、血管の外の間質に水が増えることを指します。両者はつながっていますが、同じ現象ではありません。

血管内と間質との水の移動には、毛細血管内の圧、血漿タンパクによる膠質浸透圧、血管内皮とその表面のグリコカリックス、リンパによる回収などが関わります。[15]

「動脈側で出て、静脈側で全部戻る」は単純化しすぎ

改訂Starling原理では、多くの組織の定常状態で少量の濾過が続き、その液体をリンパ系が血液循環へ戻すことが重視されます。毛細血管の静脈側が常に大量の水を直接吸い戻す、という説明だけでは不十分です。急な出血後の一過性の再吸収や、腎尿細管周囲などの特殊な血管床は別に考えます。[15]

静脈圧の上昇などで組織へ出る水が増え、リンパ回収を上回ると、間質に水がたまります。「血液をどこに収容するか」と「血管内に水をどれだけ保つか」は、異なる仕組みが連動して決まっているのです。

10.診療でどう読み解くか

この分布を理解すると、目の前の所見を一つの「水分量」に押し込めずに考えられます。

見ているもの分かることそれだけでは決まらないこと
体重の変化体全体の質量の変化。条件をそろえた短期間の増加は体液貯留の手掛かり増えた水の居場所、心臓の充満圧
下肢のむくみ皮下の間質液が増えている可能性動脈系の有効な充満、単独での原因診断
血圧動脈内の圧全血液量、間質液量、心拍出量のすべて
頸静脈の張り・静脈系の超音波所見静脈側の圧やうっ血の手掛かり体内に余った水を何L除けばよいか
尿量・腎機能腎臓の働きと循環状態を判断する手掛かり脱水かうっ血かという単独の確定

上表は本記事の生理学的整理と、心不全診療の評価原則を対応させたものです。実際には症状の経過、診察、採血、心電図、超音波などを組み合わせます。[12][14][16]

循環を支えるのは、体にある水の総量だけではありません。水が細胞内・間質・血管内のどこにあり、血液がどの血管床に分布し、どの圧で心臓へ戻ってくるかまで考えると、浮腫とうっ血、低灌流を整理しやすくなります。

11.姫路市で、むくみ・息切れが気になる方へ

次のような変化があれば、早めに医療機関へ相談してください。これらだけで心不全と決まるわけではありませんが、循環器・呼吸器・腎臓などの病気を確認する手掛かりになります。[16]

  • 足のむくみが続く、または急に強くなった
  • 以前より歩行や階段で息切れする
  • 横になると苦しく、上体を起こすと楽になる
  • 数日で体重が増え、むくみや息苦しさもある
  • 尿が明らかに少ない、強いだるさがある

新たに横になると苦しくなった場合や、息切れが短時間で悪化した場合は、その日のうちに医療機関へ連絡してください。安静時にも強い息苦しさがある場合は、救急受診が必要です。[16]

急な強い息苦しさ、持続する胸痛、冷汗や意識の異常を伴う場合は、救急受診が必要です。

通常の外来予約を待たず、119番を含めた対応をしてください。[17]

姫路市飾磨区のえぷろんクリニックでは、循環器内科・呼吸器内科の視点を踏まえ、症状に応じて診察、採血、心電図、心エコーなどで評価し、必要時には専門医療機関と連携します。[18]

姫路市でむくみや息切れにお悩みの方、生活習慣病や心臓の病気が心配な方は、えぷろんクリニックまでご相談ください。症状や検査結果を確認しながら、必要に応じて適切な検査や専門医療機関との連携を行います。

よくある質問

Q1.体の水分は、ほとんど血液の中にあるのですか?

いいえ。標準的な成人モデルでは、全身の水分の約3分の2は細胞内です。血漿に加えて赤血球の中の水を合計しても、血液内の水は全身の水分の約1割という概算になります。[1][3]

Q2.動脈にある血液が少なくても、全身に酸素を届けられるのですか?

血液は常に入れ替わっています。その瞬間に動脈内にある量と、1分間に送り出される量は異なります。酸素を届ける能力は、心拍出量、ヘモグロビン、酸素化、各臓器への血流配分などに左右されます。

Q3.肝臓が血液を貯めるとは、肝細胞の中に血液が入ることですか?

その意味ではありません。主に、類洞や静脈などの血管床の中にある血液を指します。肝細胞そのものに含まれる水や、血管外の間質液とは区別します。[7]

Q4.むくんでいるときは、水分を減らせばよいですか?

原因によって対応が異なります。心不全、腎臓・肝臓の病気、静脈やリンパの問題などを考えて判断します。飲水量や利尿薬を自己判断で大きく変えず、診察結果に応じて相談してください。[12][16]

Q5.姫路市で、むくみだけでも内科・循環器内科を受診できますか?

はい。えぷろんクリニックでは、むくみが続く場合や、息切れ・動悸などを伴う場合の相談を受け付けています。急な強い息苦しさや胸痛を伴うときは、通常の外来を待たず救急受診してください。[18]

参考文献・資料

  1. Institute of Medicine. Dietary Reference Intakes for Water, Potassium, Sodium, Chloride, and Sulfate. 2005. Chapter 4: Water.標準的な体液区画と、体格・年齢・体組成による変動。
  2. American Society of Hematology. Blood Basics.全血と血漿・血球、ヘマトクリットの区別。
  3. Water Distribution in Blood During Sickling of Erythrocytes. Blood. 1978;51:703–709.正常血液で血漿水0.93mL/mL、赤血球水0.71mL/mLを扱う検証部分を参照。
  4. Kawarabayashi T, et al. Decreased water and potassium content in erythrocytes in essential hypertension. Hypertension. 1986;8:618–624.正常対照14人の赤血球内水分71.0%(vol/vol)。
  5. OpenStax. Anatomy and Physiology 2e. 20.1 Structure and Function of Blood Vessels.血液量の代表的な区分。原資料の図題にblood flowとあるが、本文が示す血液量の分布として使用。図版の転載は行わず、数値から独自に図表を作成。
  6. Fudim M, et al. Venous Tone and Stressed Blood Volume in Heart Failure. J Am Coll Cardiol. 2022;79:1858–1869.静脈緊張、内臓血管床、血液量の機能的な分配。
  7. OpenStax. Anatomy and Physiology 2e. 23.6 Accessory Organs in Digestion: The Liver, Pancreas, and Gallbladder.肝動脈・門脈・肝類洞の解剖。
  8. Flamm SD, et al. Redistribution of regional and organ blood volume and effect on cardiac function in relation to upright exercise intensity in healthy human subjects. Circulation. 1990;81:1550–1559.健常者14人の標識赤血球によるヒトの血液再分布研究。
  9. Magder S. Volume and its relationship to cardiac output and venous return. Crit Care. 2016;20:271.コンプライアンス、容量特性、stressed/unstressed volume、静脈還流モデル。
  10. Manyari DE, et al. Assessment of the human splanchnic venous volume-pressure relation using radionuclide plethysmography. Effect of nitroglycerin. Circulation. 1993;87:1142–1151.ヒトでニトログリセリンが内臓静脈の容量特性を変えることを検討。
  11. Yaku H, Fudim M, Shah SJ. Role of splanchnic circulation in the pathogenesis of heart failure: State-of-the-art review. J Cardiol. 2024;83:330–337.内臓静脈から胸腔内への再分布と心不全の機序。
  12. JCS/JHFS 2025 Guideline on Diagnosis and Treatment of Heart Failure. DOI: 10.1253/circj.CJ-25-0002.体液貯留型と体液再分布型のうっ血、評価・治療の基本。
  13. Schrier RW. Decreased effective blood volume in edematous disorders: what does this mean? J Am Soc Nephrol. 2007;18:2028–2031.有効循環血液量・動脈系の充満不足と浮腫の併存。
  14. Mullens W, et al. Importance of venous congestion for worsening of renal function in advanced decompensated heart failure. J Am Coll Cardiol. 2009;53:589–596.進行した急性増悪心不全で、静脈うっ血と腎機能悪化の関連を示した観察研究。
  15. Michel CC, Woodcock TE, Curry FRE. Understanding and extending the Starling principle. Acta Anaesthesiol Scand. 2020;64:1032–1037.改訂Starling原理、リンパ還流、定常状態と一過性の再吸収の区別。
  16. American Heart Association. Heart Failure Signs and Symptoms; Managing Heart Failure Symptoms.むくみ、呼吸困難、体重変化などの症状。
  17. American Heart Association. Heart Attack, Stroke and Cardiac Arrest Symptoms.胸部症状、呼吸困難、意識障害などの緊急評価。救急番号は日本向けに119と記載。
  18. えぷろんクリニック公式サイト(2026年10月18日確認)。診療内容、関連ページ、公開サイトの配色を確認。